古畑任三郎FINAL

最後の古畑「ラストダンス」やっと見ることができた。
この話は謎解きよりストーリー性というか、古畑さんの内面重視って感じがしたな。
双子が入れ替わって〜うんぬんは面白かったけど、謎解きがあっさり解けちゃってなんだかなーって感じ。

にしても、最後の最後ってだけあって、いろいろ過去の話を持ち出してきて嬉しかったな。
今泉君の「観覧車に閉じ込められた」話→キムタクが犯人の「赤か、青か」の爆弾付き観覧車。
クラブで古畑さんが言っていた壷の話→「動機の鑑定」の慶長の壷。「物の価値とはこういうもんなんですよ」
そして、「小石川ちなみ」

最後の最後になって、古畑第一話の小石川ちなみの話を持ってくるのがすごいな。第2部でもさんざんちなみちゃんネタやってきたけど、ていうかなんで彼女だけここまで特別なんだろうなぁ。無罪になってるし。
「ずいぶん昔になりますが、あなたにとてもよく似た女性に会ったことがあります」って古畑さんのセリフをCMで聞いた瞬間から、「あーちなみちゃんネタ持ってくるのか〜」ってピンときたからね！
ていうか、結局古畑さん、ちなみちゃんにさんざん訂正された少女漫画→少女コミックの間違いが治ってない(笑)

タイトルの「ラストダンス」を聞いた時に「さよならDJ」の「ラストダンスを私に」(古畑さんが歌ったへったくそなヤツｗ)を思い出したけど、最後にちゃんと「ラストダンスを私に」をもってきて踊ったのは良かったなぁ。
第一部からずっと見まくってる古畑マニアの人間なら、かならずニヤリとするようなネタを随所に仕込んでくる、三谷幸喜の手腕は流石だなぁ〜。

そういえばこの３話では「赤い洗面器の男の話」が一度も出てこなかったなぁ…(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ