大神伝〜小さき太陽〜

終わった後、ネットでいろんな人の意見を見てからもう一度感想書いてみる。
ネタバレになるので白文字で↓
やっぱり各方面で言ってるけどクロウ死なす事なかったんじゃないか。子供が主役の話なのに子供死なすとか、しかも止めをやらされるとか酷いんじゃないかね。普通助かるだろ…。
菅原道真の時みたいに妖気を切り離したら助かったとかでいいんじゃないか。クロウを斬った、と思ったら妖気だけ切り離してたみたいに。
クロウを斬る→「あれ…？斬られたはずなのに傷が無い…？」→妖気だけ切り離した→「今だ！悪路王に止めを刺してやれェ！」→七字の印契
…この流れだったら美しく収まるかも。それに２回もやらされた七字の印契も、最後にやらせるための伏線だったんだぁ…って意味が出てくるし。こうすればクニヌシの株が上がったんじゃないかね。
ファミ通のインタビューだったかで、感情移入できる死がなんちゃら〜って書いてあったと思うんだが、てことはクロウは死ぬ為に一番長く相棒やって感情移入させられたって事なのかね。なんか酷い。
てかほとんどクロウが相棒だったじゃねーか。クニヌシ最初の方に出ただけで出番少なっ！
クロウ殺すための感情移入させるために長々と相棒やらせるくらいなら、クニヌシをラスボスにするための感情移入をさせろよ。
最後に相棒揃ってみんな仲間だーとかやってたけど、ほとんどみんな面識なくね？マンプクとかクロウ以外にあった事ないし。
カグラちゃんからすれば「クニヌシ？ナナミ？マンプク？誰それ？」状態だろう。
ナナミは一応クニヌシとクロウに会ってるんだよな？てか相棒の中でクニヌシ知ってるのナナミだけじゃない？
基本的にクニヌシがメインで、道中に出合った子供たちと仲良くなって、クニヌシ一人では出来ない事を他の相棒に手伝ってもらうとかすれば、クニヌシに愛着湧くし「みんなでクニヌシを助けるぞー！」ってな感じで盛り上がれたと思う。
つーか大神をポケモンの長編映画に例えるならば、大神伝は短編映画のノリでよかったんじゃね。「ピカチュウのなつやすみ」的な。
ちびっこ達だけで楽しく遊ぶ→行きずりで出会った子達と仲良くなる→なんか事件に巻き込まれる(大人にとっては大した事ないが子供にとっては大事件)→みんなで力を合わせて一生懸命頑張る！！→なんか事件解決。よかったよかった→日が暮れて(夕方)帰る時間に→バイバーイ！また遊ぼうねー！！
このノリでいいじゃん〜！！大神伝はなんかこう…ピカチュウのなつやすみかと思ったらそのままミュウツー倒しましたよみたいな感じ。
スタッフロールのほのぼのとした感じを本編でやりたかったんだぜ。

このゲームが面白かったというのは揺るがないんだが…どうしても気になるところが多いんだよなぁ…。
クロウが最後助かったら、多少の事は目を瞑ったかもしれんけどね。感情移入のさせ方が間違っている。ここまで感情移入させたら逆に助かるフラグだろ。
結果的に文句ばかり言う羽目になっちゃったな。感想だけ見てるとつまらないゲームのように思えるかも知れんが…ホントに面白かったんだよ。
久しぶりに大神やろうかなぁ。折角だから買ったのにほったらかしのWi i版でもやろうかな。
あと、忘れてたけどクリア時のリザルト画面撮っておいた。

２４時間２８分７秒でクリアでーす。