劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼

劇場版のDVDを見た。つーかこれ、7人の侍のオマージュなのかね。
剣の劇場版と同じで、いい人だと思われてた人が犯人でした!っていう。ネタ被り。
あ、両方とも井上敏樹だったわ。あれ…?もしかして意外とネタの引き出し少ない…?
まぁいいや、話が面白ければそれで。個人的には剣の劇場版より響鬼の劇場版のが好きだなー。

戦国時代のお話で、その時代のヒビキさんは鬼を辞めているので、劇場版の実質主役キャラの歌舞鬼さんが凄くいい人でよかった。なんか聖子ちゃんカットっぽいけど。かぶき者だからいいんですよたぶん…。
おとなはきたない!!って言ってるけど、その代わり明日夢くん含め子供には凄く優しいしな。
こんないい人だから、たぶんいい人過ぎて歪んじゃったんだろうなぁ…と同情できる面もあったのでホント良いキャラだったな。

村を襲う大蛇を倒すために、威吹鬼さんとザンキ凍鬼さんを呼んで来て一緒に戦ったはいいけど、大蛇が強すぎて勝てなかったので、他にも全国各地に居る鬼を集めて大蛇倒そうぜ!っていうRPGみたいなわかりやすい話で面白かったね。
劇場版の新キャラもみんなキャラが濃くってどいつもこいつもクセのあるいい奴らばっかだったし。

なんかDVDのパッケージに金色のヤツがいるなーと思ってたら、凄い尾張弁のヤツが出てきたのでコイツかー!!ってなった。その辺はもうグランスピアーさんにまかせとけよ!
凍鬼さんの目が青いのは、盲目的キャラなんだけどそうするといろいろうるさいから表現的なものなのかなーと思ってたんだけどそんな事はなかったぜ。

歌舞鬼VS響鬼での歌舞鬼さんの戦い方が、傘使ったり組み紐使ったりと、凄く歌舞伎っぽくてよかった。
しかもちゃんとどこから攻撃してくるのかわからないっていう戦法としても役にたってるしな。

中ボス相手に全員で音撃やってたけど、あれシンバルかーとか銅鑼かー、まさかのトライアングル!?とか意外性たっぷりで面白かった。ホント、どいつもこいつもキャラが立っててよかった。
まぁ少し欲を言えば、7人で大蛇を倒すとこまで見たかったなぁと。