仮面ライダー響鬼 46、47、48(最終)話

一気に見て終わらせてみた。

ザンキさんに続き、イブキさんに死亡フラグが…と思いきや、ヒビキさんが「生きるってどういう事だと思う?」などと凄い勢いで死亡フラグ立てて追いついてきた。
宗家ってボンボンだけど、いざと言う時の生贄要因でもあるのね。だからこそ崇めて称えておくのかな。
魔化魍が大量発生する現象である「オロチ」を封じる為、イブキさんの変わりに太鼓を叩く響鬼さん。
スーパー童子と姫は自我に目覚めて身なりのいい男女のいう事聞かずに勝手な行動をして、結局死んでしまったわけだが…これもどうにかならんのかね。姫が死んでボロボロの童子が身なりのいい男に一撃食らわせてから死ぬとかさ。
自我に目覚めたと思ったら何をするわけでもなくすぐに死んじゃったから、このシーン一体何の意味があったんだよという気になる。
別に目覚める事もなく、オロチに集まる魔化魍への響鬼さんの攻撃に巻き込まれてまとめて死亡でよかったんじゃね?

まぁなんやかんやでオロチの封印できましたよーって最終回。
うーん…。魔化魍とかなんかは自然現象と同じで決してなくなることはないから、とりあえず大量発生防げてよかったねってことなんだけど…。特に盛り上がりもなくエピローグに突入はどうかと思う。

身なりのいい男女の2人もまた童子と姫で、洋装の男女から餌を与えられて生きていた、というオチは面白かった。
たぶんあの洋装の男女も童子と姫で、別の身なりのいい男女から餌を貰ってるんだろうなぁ。
スーパー童子と姫も、うまく行けば身なりのいい男女になって新たな童子を姫を生み出すようになってたんだろうか…。

明日夢くんは弟子辞めちゃって医者志望になり、京介は弟子を続けて鬼に。
久しぶりにヒビキさんにあった明日夢だけど、鬼にはならない事を決意するが、ヒビキさんについていくことにする。
少年が大人になってヒビキさんと肩を並べるまでの存在になる…というのはいいと思うんだけど、なんかすっきりしないオチだなぁ…。
「友達になるかどうかはわからない」といっていた京介と明日夢が、ようやくお互いを認め合って友達になれた…ってのもいいとは思うんだけどなんともしっくりこない。
やっぱ京介がよくなかったな。こいついなければどういうオチでもスッキリしたと思うんだけど。
てか、こういうオチに持っていくつもりなら、もっと早い段階で京介の改心とか態度が柔らかくなるとかやっておかなきゃダメだと思うんだよね。
こいつ最終回までクソ野郎じゃねーか!なのになんで目的叶えて、しかもヒビキさん以上の天才とか言われてんだよ!

夫婦揃って「前期のがよかったなぁ…」という感想だった。
後半の展開も嫌いじゃないけど、前半のまったり感が好きだったんだよね。

後半になってから京介出さずに明日夢弟子入り修行編とかやって、最終回で明日夢とうとう変身…!!でヒビキさんと対等の存在になって一人前の大人として認められました!…みたいなストーリーだったらすごくよかったのにな。

まぁ、脇役のキャラ立ちとか、しっかりした設定とか、全体的な世界観は凄く好みで、
弾鬼さん鋭鬼さん裁鬼さんあたりのモブ鬼の人たちや、別の地域で戦っている鬼の人たち、映画で戦国時代の話やったけど、それ以外の別の時代の鬼とか、いろいろ見てみたいものはたくさんある。
響鬼の世界のほかの話がもっと見たいなぁ〜と思ったりもした。
そういう世界観はよかったんだけど、メインのストーリーがいまいちだった、残念な作品って評価かなぁ…。