あらしのよるに ネタバレあり

あー。アニメ映画見るのなんて久しぶりー。もうすぐ(13日まで)上映が終わるってのに人いっぱいでした。よっぽど人気あるんだな。子供と女性が多かったようだな。

上映前に、通りすがりの少年が言っていた台詞
「オオカミなのにおいしそう」
オオカミ食うなよ(笑)
※正しくは「友達なのにおいしそう」


真っ先に思ったのは、主人公ヤギのメイが意外に声低くてビックリした。絵がすごいふわふわでおめめクリクリでかわいいもんだから、てっきり女性声優とかの高い声だと思ったのに。
ていうか、あれ声あててんの成宮寛貴じゃん。狼のガブが中村獅童だってのは覚えてたんだけどね。まぁ正直成宮のこと知らんし。
メイの声の低さには途中から慣れたから気にならなかったけど。なんかアレ、普通に石田彰とかでよかったんじゃね?とかちょっと思っちゃったよ。(どうでもいいが、石田彰発言多い気がする…私は石田彰が好きだったのか?)


しかし、種を越えた友情のストーリー、と銘打ってはいるけど
どうみてもラブストーリーです。本当に(ry


…いやいやいや。でも、なんかラブストーリーにしか見えないwあの2人には友情以上の物を感じる。
アレだ。ロミオとジュリエット的なノリで。対立する2つの立場の2人が恋に落ちるみたいな。
…実際には食物連鎖を超えてるんだからもっと凄いんだけど。


7巻ある原作を1時間半にまとめちゃったせいか、ラストのほうが話し端折りすぎだったのがちょっといただけなかったかなー。全体的に良い出来だっただけに、ラストがあわただしかったのがなんか不満になる。雪山のとこで終わっといたほうが物語の完成度としてはよかったと思う。
…でもそれじゃあハッピーエンドにならないんだよねー。最後の30分(もないか?)はハッピーエンドの為に必要なんだけど。
たぶん、あのラスト数十分が最終巻の内容なんだろうな。まるまる1話分をあんだけ短い時間にこめたらそりゃあグダグダになるよ…


敵対するものが互いの立場を知らずに出会う→同胞に知られないように隠れて会いつづける→仲間にバレる→追い詰められて駆け落ち→新天地で2人幸せに…→と思いきや男が記憶喪失→記憶が戻り、やっと幸せに→HAPPY END

…それなんて昼ドラ?



えー。良い映画でした。雪山の時点で「あー…。」と思った私としては、もうひと押しあってくれて嬉しかったです。ちょっと話が急ぎすぎでグダグダ気味だったけど。


どうでもいいけど声優陣が無駄に豪華でしたな。竹内力とかリアルwww
なんかまんが日本昔ばなし臭がすると思ったら市原悦子だし。
KABA.ちゃんは普通にわかんなかったよ。こぶ平はすぐわかったけど。
スタッフロール見たらアメリカザリガニがいたんでビビりました。わかんねー!ていうか声高いwww女のひとだと思ってた。