ラヂオの時間

三谷幸喜大好きの私と、その影響で三谷ファンになった魔王さん。
有頂天ホテルのDVDが今日発売なので買ってきたが、前に借りたラヂオの時間の返却が今日だったので、とりあえずホテルは置いといてラヂオを見る。
前に二人で映画館で見に行ったヤツ。
私は昔TVで放送したのを録画したので、何度も何度も見続けて細かいとこまで覚えてるけど、魔王さんはあれ以来見てないんだなぁ。
※随分昔の映画だから別にいいだろうと思うけど、一応軽くネタバレ気味に書いているので注意



久しぶりに見たけど、やっぱり面白かった。クライマックスに向けての盛り上がりっぷりは異常(笑)
三谷はネタのばら撒き方が絶妙だね。小ネタをたくさん撒いといて、巧妙に伏線を隠す技術は誰にも真似出来ないでしょう。
小ネタと小ネタのつながりがやがて大きな流れになっていくのが、凄い爽快感がある。
改めてもう一度見たときに、「ああ!これも伏線だったんだ!」と気づくのも楽しい。
「三谷作品に余計なカット無し」だもんな。とにかく些細なことでも覚えておかないといけないからな、記憶力が養えていいかもしれない(笑)


ラヂオの時間で一番好きなのは保坂さん(アナウンサー)常に冷静で淡々としていたのに、ラストのテンションの上がり方が異常で面白い。つーかクライマックスを盛り上げるのに一番活躍したの保坂さんじゃねぇの?号泣までしてるし。
それにしても、最初の頃は「上を見上げる、は言葉の重複です」とか「シカゴに海は無い」「アナウンサーとしていい加減なことは言えない!」とか言ってたくせに、クライマックスでは男がロケットに跨ってやってきたとか滅茶苦茶言ってるし。
「上を見上げる」はダメなのに、「生身の人間がロケットに跨って大気圏を突き抜けてくる」がなんでOKなんだよ(笑)テンション上がりすぎておかしなことになってるのかとても素敵です。
保坂さんクールツンデレ説。


明日は有頂天ホテルを見るぞー!!