漫画 ナナマルサンバツ

昨日、旦那が買ってきた漫画を読む。
児玉清氏の訃報をうけ、旦那とクイズの話で盛り上がっていたので、クイズ漫画です。

うちらのようなクイオタ夫婦からすればなんかもう待ちわびた感のあるクイズ漫画ですなー。
確定ポイントを見極めての早押しとか、ボタンを押す時は遊びの部分まで押し込んでおくテクニックとか、クイオタにとっては常識的なことだけど漫画として読むとなかなか面白いねー。
状況は限定されるけど、相手の得意問題に合わせて先押しすることで答えさせないテクニックもアリっちゃーアリだよね。

しかし、肝であるクイズ部分は面白くていいんだけど、それ以外がちょっとザルなのが問題だな。ヒロインとの恋愛パートとかいらねー。むしろ邪魔。
完全にヒロインと主人公の会話だけで話が成り立ってて、脇があんまり生きてこない。会長とかほとんど一人で喋ってるじゃん。かませポジションのもう一人のキャラも、初心者キャラなんだから主人公ともっと話せばいいのに。
最近の漫画って、主人公とヒロインの恋愛が楽しめればいいという二人だけの世界状態だから、こういう話でもまかり通ってしまうんだろうか。クイズ部分がいいだけに、どうしてもこういうところが気になるなぁ。普通にひとつの漫画としてみるとかなり粗が目立つ。
漫画描くほうも、漫画読む方も、レベルが下がってきてるのかな…と少し残念な気持ちになった。

まぁ最後は不満書いちゃったけど、クイズ漫画としては面白いので続きが気になります。作者の人はもうちょっと頑張ればもっと面白くなると思うので頑張って欲しい。

…さて、今日のブログのタイトルは、かつてウルトラクイズで、最終問題として出た問題だそうです。
「クイズにとって最も大切なものは何か?」そういう意味もこめられた名問題だと思う。その話を聞いて涙が出てきた。