テルマエ・ロマエ

友達と映画見に行った。ちょっと興味があったので、事前に漫喫で原作本読んでおいた。
阿部寛の体すげーなぁ。まさしくローマの彫刻のような体だ。
つーか、扉開けたらそんな彫刻のような体の男が全裸で佇んでいるのを見つけたら、なんかもう笑うしかないと思う。

前半はほぼ原作通り、後半からオリジナル展開って感じ。原作の雰囲気を損なわず、いい感じに映画化されたなーって思う。面白かった。

でもたまたま見たのが字幕アリのヤツだったので、ちょっと見づらかった。つーかなんで日本語の映画なのに全編字幕つきなんだよ。

コメディではあるが本人は至って真面目というのがいい。ツッコミなしのボケ倒しで最後まで行くのはいい。
笑いつつもローマの歴史が学べていいんじゃないかと思う。

タイムスリップのときに謎のオペラ歌手が謎の場所で歌ってるカットが入るんだが、一度オペラ歌手が気を抜いて休憩してて曲が始まったので慌てて定位置について歌いだしたりとかしてて笑った。こういうネタ弱いんだよなぁ〜(笑)

全体的に面白いと思ったのだが、ちょっと細かいところで配慮が足りないなぁと思うところがチラホラ。
原作では誰も不幸にならないけど、映画ではルシウスのせいで仕事を失った職人さんとかいるし、ケイオニウスが完全に悪役なのはどうよと思ったし、結局ヒロインの実家の温泉旅館ってこのまま閉店しちゃうんでしょ?とか気になるところがあるなぁ。
その辺のちゃんとしたフォローがあっても良かったんじゃないかと思う。みんな幸せって話が一番好きだし。