劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

劇場版を見て、電王のとりあえずの終わり。
未来から良太郎の孫・幸太郎登場。今回が初登場なんだけど、オーズの映画で見てるから2度目だな。
オーズの時は、お前良太郎の遺伝子どこ行ったんだよ!と思うくらいのブサメンだと思ったが、さら電はそうでもないな。まぁ良太郎とくらべちゃいけないんだけど。
多分アレだ、金髪が死ぬほど似合わない。黒髪だったら結構イケてると思うよ。
良太郎と違って、自分の強さを鼻にかけた嫌なヤツって感じ。そういう子が、敗北からの挫折を得て立派に成長していく成長物語、かな。
良太郎が最初から完成されてたから成長物語にならなかったんで、こういう新しい要素を入れてくるのはいい感じかも。

良太郎が敵に捕まっちゃって〜敵の目的が400年前にあるのでそこへ向かって〜とかなんちゃら。
江戸時代ってこれ俺誕生でもみたし、オーズの将軍様の劇場版でも見た〜wwww

こればっかりは好みの問題ではあるんだけど、後半くらいがずっと戦闘だったのでイマイチかなぁって。
もっとストーリーで2転3転して、戦闘シーンはダラダラ続かずビシっと決めて終わるようなものが好み。

最後のオチとして、象(デンライナー)を見る行列で、たまたま旅の男と良太郎たちのご先祖様にあたる女性が出会い、その後の良太郎へと繋がる一族が生まれた、というのは面白かった。
お姉ちゃんは顔の見えないミステリアスな男性にコロっと落ちるタイプなんですね。そして尾崎さんと三浦君は代々意中の女性とは結ばれない運命なのか。可哀想(笑)

この先も電王の映画はたくさんあるんだとわかっているのでどうかと思うが、これは電王の最後の映画だと思えば、電王という作品の〆をになう映画としては最高だと思う。
電王のテーマである、現在と過去と未来をつなぐってのをしっかりやってて、世代交代も出来ている。
作中では過去と現在をつなげるだけだったが、今回の話で良太郎の孫と言う未来の存在が現れたことで、今まで良太郎たちが頑張ってきた「結果」が明確に見えてよかったと思う。
良太郎たちが頑張らなければ幸太郎も生まれなかったわけだしね。
良太郎(現在)と、幸太郎(未来)が力を合わせて自分のご先祖様(過去)を助けるという、電王のテーマの集大成だったと思う。
今後、幸太郎にも未来があって、孫、さらにその孫と続いていくんだろうなぁ…と思ういい終わり方だった。
たしかに、これで終わっておけば良かったという意見が出るのも納得するな(笑)