るろうに剣心 伝説の最期編

レイトショーで見てきた。
始まって間もない映画なので混んでるかなと思ったけどガラガラだった。たぶん明日休みだからみんな明日の日中見に行こうと思ったから少なかったんじゃないかな。いいタイミングだった。

前回中途半端で終わったのでちょっと微妙かなぁという印象だったが、今回は面白かったな。
福山も出番多かったし。つーか師匠すげー強かったな。あの、なんかお洒落コートがなかったのが残念だけど。
殺陣すげー頑張ってたな。どの程度ガチなのかわかんないけど、スピーディーで迫力あって面白かった。

斉藤カッコよかったし、佐乃助とか出てくるだけで楽しそうでなんか癒しキャラだったけど、蒼紫様はクソだったじゃないですかーヤダー(笑)
ぶっちゃけ前回と今回で、ひたすら「抜刀斎はどこだーー!!」って叫んで関係ない人に喧嘩売りまくって、ようやく本人に会えたと思ったらフルボッコだし。ダメじゃんこいつwwwww
ルックスはこの映画の中で一番好きなのですが。

志々雄様超カッコよかったねー。そして超強かった。
原作であった技も微妙に再現してたし。かなり頑張ったと思う。
4人がかりで戦ってるのに全然勝てる気がしない強さっぷりとかカッコよかった。
まぁこれだけ暴れてるのに一人も殺れないんすか志々雄様ショボいっスねwwwwとかちょっと思っちゃったが。
てーか志々雄様からしてみると、
志「うおー!抜刀斎と決着つけたらぁー!!」
佐「待てーぃ!!」
志「えっ?誰コイツ?何?なんなの?とりあえず邪魔だぁー!!」
斉・蒼「わらわら」
志「うわーー!増えたー!?何よもうなんなのこいつら邪魔しないでーー!!」
こんな感じじゃね?

由美が死ぬシーンは原作でも好きなシーンだったが、微妙に和月の技量が足りてなくて感動しきれなかったのだが、
この映画版ではその辺うまい事やってくれたんであれはうるっときた。
悪の美学というか、当人同士にしかわからない心のつながりとかいいなぁ。鋼の大総統とか。
和月は王道タイプのメインヒロインはダメだけど、サブの女はうまいよなぁ。(斗っきゅんは頑張ったと思います!!)

人間ドラマと異種チャンバラに重きを置いているので、「これはこれこれこうだからこうなる〜」みたいな剣術の説明とかハッタリとか全然なかったな。
あと、薫や弥彦が全く活躍しなかったけど、漫画の世界では女や子供が大の男倒しても納得できるけど、実写では超能力者でもない限り絶対に無理だよね。
この辺で実写と漫画の違い、漫画では出来るけど実写では出来ない事(技術とは別の話)とかがちらほら見受けられたけど、そういう制約の中でうまいこと実写映画として落とし込んであって凄いなと思った。
監督さんが原作愛にあふれてるからこそできることなんだろうな。

面白かった。ほかの漫画の実写化作品もこれくらい頑張って欲しい。
あとは追憶編かーやって欲しいなーでも難しいかなー。