まだTRPGの話を。

こないだのカオスフレアの新ルールのパンデモニウムが余りにもアレ過ぎてテンション上がってきた。
そういやメガテンのTRPGあったよな?と調べてみたら、難解なルール、一冊丸ごとエラッタ、など伝説のバカゲーとまで言われているようだ。
さすが鈴木大司教!マジパネェっす!!!
大司教のカルトでダークな世界観、大好きなんだけどな…。ヤバすぎて今のゲームでは出来ないから困る。


それはさておき、だんなが「そろそろ落ち着いてきたのでこないだのセッションの話出来るよ」と言い出したので話をする。
他者の介入、ダイス目など不確定要素が大きく、GMですらどうなるかわからないはずのTRPGなのに、あの時は全てがいい方向へ向かって行って凄かった。なんだか大きな力に動かされたようだ…との旦那の感想。
「全てGMの手のひらで踊らされていたんだよ!!」「釈迦か!!」と軽くツッコんではみたが、確かにあの時はなんかとにかく凄かったよな。
他プレイヤーもずっとやりたかった事が出来た!と言っていたし、私も最初の方と、たまに言ったりしてはいたがすっかり忘れていた設定を拾ってくれたりしてたしね。どんだけきっちり人の話を聞いて覚えているんだこのGMは!!と恐ろしくも感じました。GMGJ。


なんか特別なセッションだったように感じるよ。うちらだけでなく他のプレイヤーもそうだったんだろうか。
セッションが終わった後、一人は「これでこいつともお別れか…」と寂しげにシートをファイルにしまい、一人は「みんなのキャラがそろってるとこをイラストにしたいな」と言い、私はもう経験点必要ないけど最後の区切りに、とセッションシートにGMのサインをもらい、旦那は感無量で何も言えなくなっていた。
映画でもゲームでもこんな感動は得られないよね。凄いなぁTRPGって。


ところで、いろいろとネタばらしなんかをしてみた。
私のキャラがEDで「平和になった世界を見てまわりたい」と旅に出るのはロードス島のディードが元ネタなんだよね。と旦那に言ったらちゃんとわかって貰えた。ははは、流石ロードス島世代だぜ。
…随分ごっついディードだなぁ。むしろファーン王じゃね?

やっぱり私の中でのファンタジーの基盤ってのはロードス島戦記なんだなぁ〜と思ったよ。
指輪物語を知らない世代だし、初めて呼んだ本格ファンタジー小説だったからね。もう私の中でロードス島を超えられるファンタジーはないんだろうなぁ…。(子供の頃に体験した物は大人になってから上書き出来ないからね)