仮面ライダー電王

モモタロスがちゃんとごめんなさいの言える子でよかった。
アホだけどいい子なんだな。
1〜4話までのこの少ない話数で、良太郎とモモタロスがどんな人物かを的確に現していて、さらに2人を喧嘩させて仲直りさせるとかこの構成はうまいなぁ〜。

普段弱気なのに何故かモモタロスには強気な良太郎と、普段強気なのに何故か良太郎には弱気なモモタロス。という対比がとても面白かった。
「ごめんなさいは?」と言われたとき、少し渋ってからごめんなさいするのかと思ったら、ノータイムで「ごめんなさーい!」と来たのが意外で驚いた。こいつ凄く根はいい子なんだな〜。

基本的に軽いノリの電王だが、メインのストーリーはなんかちょっとベターエンドな感じが結構好き。
過去を少しだけ変えたことに対し、オーナーな大元が変わるわけではないから無意味な行為だといっていたが、
お母さんの死に目に会えなかったことを一生後悔することになったり、オーディションを受けることなく不完全燃焼でバンド解散して惰性で音楽活動続けるよりも、
最後にお母さんにあえた思い出を胸に生きていったり、オーディションに落ちてバンド解散したけども新たに夢を目指す決意をして音楽活動続けていったほうが断然いい。
安直に「お母さんの容態が奇跡的に回復しました〜」「オーディション合格してメジャーデビューしました〜」とかじゃないのがいいと思う。